教えについて
仏教は幸せを
教えてくれる
仏教は、今から2500年の昔、お釈迦さまがインドで説かれたみ教えです。釈迦国の王子として何不自由ない環境で育たれたお釈迦さまでしたが、「生・老・病・死」に悩む人々の姿や、身分や性別などの差別がはびこる社会の矛盾に疑問を持たれ、〈人が幸せに生きるための真理〉を求めて29歳の時に出家されました。そして、難行苦行を経て、ついにその真理(仏教)を悟られたのです。80歳で入滅されるまでの50年余り、お釈迦さまは人の苦しみや悩みにこたえ、多くの人々に幸せへの道を説き示されました。
仏教の真髄
法華経
たくさんのみ教えの中でも、お釈迦さまが最晩年の8年間に説かれたのが、仏教の神髄「法華経」です。法華経は、泥水に生えながらも泥に染まらない美しい蓮華の花になぞらえて名付けられており、「汚れた泥の中(私たちが生きる社会)にあっても、美しい花(幸せ)を咲かせていきましょう」という願いが込められています。
妙道会と
法華経
妙道会は、佐原忠次郎師(聖師さま)・俊江師(普師さま)によって、1951(昭和26)年に開創されました。お釈迦さまの御心があますことなく説かれた仏教の神髄「法華経」を所依の経典とし、日夜、夫婦両家のご先祖供養を行ない、自らの人格の向上をはかるとともに、幸せな家庭、明るい社会、平和な世界をつくっていくことを目指しています。
妙道会の教え
- 三大誓願
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我等誓って妙法華経に帰依し奉る
我等誓って日夜ご先祖を供養し奉る
我等誓って大法を宣布し思想を善導し奉る
家庭実践要訓
- 夫婦両家のご先祖を朝夕回向供養
しましょう - 国家繁栄社会発展を祈願しましょう
- 戦没者のご冥福を祈りましょう
- 天候を念じ産業の増進を
祈願しましょう - 男子も女子も邪見をはなれ
お互いに優しい人になりましょう - 礼儀を正しく言葉づかいを
考えましょう - 常識は自己をはなれて考えましょう
- 感情に走ることをつつしみましょう
- 深く因果を信じ懺悔新生活を
しましょう - 大善を目標とし小善より
実行しましょう - 社会および家族の人のためになる
ことを実行しましょう - 今日一日の生活を喜びましょう